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近場波止の遠投カゴ釣り

秋も深まり、少しずつ海の中も冬に近づいていますが、この時期に熱いのが遠投カゴ釣り。
私が住む近隣の波止では、グレ(メジナ)、マダイ、スズキ、青物等が狙え、近年盛りあがりをみせています。

狙う魚によって、使うマキエや、刺し餌、狙うタナなどが変わりますが、身近な波止で手軽に大物が狙えると言う事で、やらない手はありません!
今回はマダイが好調に釣れていると言う情報をキャッチし出撃してきました。

マダイ狙いで有効とされているのは、シラサエビ(活きたエビ)。

関西ではポピュラーな餌で、このエビを撒きながら釣るエビ撒き釣りも人気の釣りですが、やや難しいイメージもあります。
ところが遠投カゴ釣りだと、撒き餌のエビをタナでしっかり撒けるので、初心者でも簡単に大型魚を手にする事も可能です。

タックルも遠投サビキの仕掛部分をカゴとカゴ仕掛に変えるだけと、比較的簡単に挑戦できます。

 

この日は朝8:30とゆっくり釣り開始。
大潮明けの中潮と、釣りスタート時は激流で釣りになりそうにありません。
潮を緩むのを待ちながら、手前の潮が緩いところをめがけてキャスト!ウキ下は4ヒロ(約6m)でスタート数投するも、餌も残って帰ってきます。
釣れるのか?と思いながらボチボチ釣りをしていると同僚のエキスパートが登場!

投入の狙いどころや、タナの調整の見極め、ウキの姿勢による流す位置の見極めと、目からウロコの教えを伝授して貰います。
すると講習中に早速ヒット!
まずまずの引込みをみせて上がってきたのは、30cmクラスの綺麗な真鯛!いきなり本命がゲットできテンション高く、仕掛をキャストします。

チャリコ(真鯛幼魚)がボチボチと掛ります、一応本命ですが、いきなり波止ではまずまずサイズが釣れたので、「なんやチャリコか~」と贅沢なボヤキ。

すると、ウキがズボーンと沈みます!
無事フッキングが決まり上がって来たのは、30cmクラスのダブル!

ここからは、毎投ウキが消し込むフィーバータイムに突入。
35cmクラスも顔を見せ、既に大満足の釣果♪

すると隣の同僚の竿が、とんでも無い曲がりを見せています。慌ててタモを持って行くと60cmオーバーの大型真鯛!
こんなん釣れるのかっ!?とさっきまでの満足感は吹っ飛んでいきました。
どうやら、小さいのをかわす為にカゴから撒餌を出すタイミングを調整していたとか。
やはり、釣る人はキッチリ釣りますね。

このままでは帰れないと、仕掛の投入を繰り返します。
そろそろ餌も無くなる、潮変わり直前のタイミングでズコーンとウキが消し込みます。
今までより明らかに大物の手応え。慎重に寄せて無事ネットイン。
45cmの良型と最後に大満足のサイズを手に出来ました。

最後の時合で同僚も40cmクラスを上げ、まさかの爆釣にカゴ釣りの破壊力を実感した釣行となりました。

波止のカゴ釣りを解説した動画もあげていますので、良かったら参考にしてみて下さい。

釣行日
11/26

ロッド 磯竿3号4m
リール スピニングリール4000
ライン ナイロン6号
ウキ  遠投用10号
カゴ  遠投用シャトルかご6号

仕掛  波止遠投カゴ2本ビーズ2m 3-3
遠投小鈎カゴ仕掛2本2m 5-2

スタッフ 大東哲也

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