【八里ヶ瀬 春マサキャスティング】
■釣行日
2024.05.16-05.17
スタッフの西馬です。
春のシーズン終盤、ハルマサキャスティングに行って参りました。
山口県長門市の寛漁丸さんより出船しました。
事前情報では、ボラ、トビウオパターンです。
★釣況
1日目と2日目は明らかに状況が違いました。
1日目は凪であちらこちらでボラがヒラマサにとばされている状況、
2日目は時化でトップではベイト的な要素が見当たらず誘い出し中心となりました。
★実釣
1日目は、STX-68をメインに使用。
ルアーサイズも190㎜~220㎜を使用しました。
前述どおり、ボラパターンではあるものの全くといっていいほどバイトせずと苦戦。
誘い出しで10㎏までを2本キャッチ。
ここまで4バイト2キャッチの状況でした。
バイトする距離も少し遠く、見切られている感じはあるものの
そこまで悪くないといったような感じでルアーチェンジはせず、
リアのフックの向きを変更する程度でした。
当初リアフックは、
水噛みの良いシングルが上、ダブルが下になるセッティングでしたが
水抜けの良いシングルが下向き、ダブルが上向きのセッティングに上下反転させて使用しました。
これが功を奏したのかはわからないですが、
ドカンと一発でました。
あげてくると26㎏と大幅記録更新しました。
同乗していた尾上さんもすぐにそのあと掛けて見事にダブルヒット、ダブルキャッチとなりました。
ヒラマサ26㎏記録更新
尾上さんとダブルキャッチ
ここで、昨年と大きく異なるのがハンドアーマーの存在となります。
178センチ73キロとまだ恵まれた体型の割に腰痛持ちのパワーもないタイプですので、
特殊配合されたこのハンドアーマーは、水に濡れてもグリップ力が格段に違います。
以前に比べると疲労軽減も断然違うので、集中してゲームが楽しめます。
パワータイプの方はもちろん、パワーにあまり自信がない方には是非おすすめです。
※補足
手の甲側はメッシュとなっており、魚を触ったあとにそのまま手を洗います。
水没感はありますか?と聞かれますが、速乾性もあり気にならないです。
夏は蒸れず、冬は防寒性もあり、実にストレスも軽減されます。
現在14釣行連続で使用してますが機能性が落ちたという実感はありません。
写真:ハンドアーマーカルティバ
定価:550円
2日目
時化気味のローライトの中での釣行スタートです。
昨日とまたっく違う状況です。
鳥はちらほら、そのままポイントへ。
風は強いので、PE10号でルアーサイズも大きめを使用することで
風の力を借りキャストする作戦でいきました。
ひたすら投げ、誘いを繰り返し、朝一、ルアー回収中の残り1m未満でまさかの
水面バイト!デカいサメの反転食いでロッドが折られないように船縁で回避しながらも
成す術がないほどズルズルにラインを出され、ファイトし残り10mで浮いてきたところで
セカンドラン、フルドラグで絞っていたため対応できずブレイクでした。
なんとも言えない感情になりました。
釣り座ローテーションでトモでやっている際に、
ルアー着水点の奥に水面にモヤモヤがあり、再キャストし意識してルアーを水中に入れて誘っていると水中バイト!
これも大きいサイズであげてくると22㎏でした。
この日も、同船者にはすでにヒットしている状況下でしたが、
明らかに昨日のヒラマサの状況とは異なっていました。
全体的に長細く、産卵後の個体が多かったように感じました。
昼過ぎには、一時的に風もゆるみ、雨もあがってしまい、時たま日差しが刺したりと
朝イチから状況が一変し、潮の緩みがあるタイミングで誘い出しをやっていると
とてつもなくデカい魚影が目の前を横切ったあとに、再キャストするとドンと1本出ました。掛かった後ろにも別の魚影があり最後の良いタイミングで1本追加となりましたが、
時化が悪くなる予報でしたので、ここで納竿となりました。
★最後に
今年のフィッシングショーや八王子で開催されたSFPCに来場されたお客様で
現在でも、ST-66ファンの方が多かった印象です。
STX-60、68を使ってはみたいが、踏み出せないといった話が多かったです。
内容を聞いてみると、66と比較して、鈎先がロングテーパー仕様となっているので
不安である。といった声や、ロングテーパーの鈎先仕様から66よりも細いの?と思われている方もいらっしゃいました。※軸線径は6番台なので太さは変わりません。
また、タフワイヤーを使用しているので強度も申し分無しです。
個人的には、ストレートポイントで初期掛かりの早さ、貫通力、ホールド力を好んで使用してます。
一歩が踏み出せないという方には、今回、しっかりと大きいサイズを問題なく釣ること
が出来ましたので、後押しになればと思います。
そして昨年に続き、今年も春のヒラマサキャスティングに一緒に連れていってくださった
仲間の皆様には、感謝感謝です。
前回までの課題は克服することができたのは1つ進歩できたかと思う反面、
新たな課題もみつかり、少しずつですがステップアップできるようになればと感じました。
これだから釣りはおもしろくてやめられないですね。
■キャスティングタックルデータ①
ロッド :Slow Hand817
リール :S18000番
ライン :PEライン10号
リーダー:ナイロン180lb
フック :STX-68
■キャスティングタックルデータ②
ロッド :Explosion 836CTR
リール :S18000番
ライン :PEライン10号
リーダー:ナイロン180lb
フック :STX-68
スタッフ 西馬 諒