いよいよピークに突入する春マサシーズン。
記憶に残るヒラマサには出会いましたか?
今年の状況はどのエリアも冬の低水温を引きずり
難しい日と高活性な日と織り交ぜる乱高下するシーズンとなっているようです。
さて今回はお客様と響灘の寛漁丸さんにお世話になりました。
皆さん自己記録アップを狙って楽しくも真剣に挑みます。
当日の状況は満月後の中潮と南西の爆風が吹く
待ってましたの春爆の条件が揃います。
特に昼から夕方にかけて条件が合い出すのでそれまでは
沖の瀬でなく
岬周りのヤリイカパターンで集結しているヒラマサを狙います。
開始してしばらくすると鳥山発生しルアーに猛チェイス
ヒラゴでしたが数釣りを堪能させていただき肩慣らしには充分です。
ひとしき遊んだ後はいよいよ今回の本命汐巻の瀬に突入します。
当日の潮はお昼に満潮を迎えて
夕方にかけて引き潮が発生。
この引き潮の向きと南西の風が合うので、①潮の動きだし、②潮が上潮と底潮が揃ったタイミング、③潮が緩み出したタイミング、④止まる寸前の四つの時合を狙います。
まずは①のタイミングではすでに南西の爆風のおかげか、上潮だけが動いている2枚潮。
とくに春は上下の水温差のせいか潮が揃いにくい現象が多いです。
まずは潮をみるためにジギングスタート。
ジグは200gにジガーミディアムチェイスの9/0です
しゃくり始めるとやはりゴムを引っ張るような感触が伝わりますので2枚潮決定。
こうなればしんどいですが細かく打ち返して
バーチカル気味でジグの動きを良くすると単発ながらヒラゴやブリ〜メジロが当たってきます。
そうこうしていると②のタイミングの潮が揃います。
底潮が付いてきてゴムのような引っ張り感は薄れてくると
ドンドンドンと船中全員ヒット!になるほど高活性に。
魚は潮に素直なもんですね。
これを3流しほど堪能している大量の鳥が飛来。
つまりは潮が緩んでベイトが上に浮いたことを意味する③が始まります。
早速キャスティングタックルに持ち替えて
投げると1投目からメジロとヒラゴの混合群れが猛チェイス!
いよいよここからが本命タイム。
この中から本命の大型ヒラマサを引き出すことが出来るか?となります。
ベイトはマイワシの15〜20センチ。
ルアーは16〜18センチほどのサイズが反応いいですが
ここで迷います。
あえて22〜24センチの大型プラグを投げてヒラゴやメジロを避けて大型のみをシューティングした方がいいのか?
今日イチの高活性な状況を鑑み
私は後者を選択しました。
ルアーはパドルベイト220にST-66#4/0
タックルはPE10号と30キロがきても渡り合えます。
周りはメジやヒラゴのお祭り状態の中、
ぐっと堪えて投げ続けているとドカンと出たのが11キロハイブリッド。
まだまだ狙うは自己記録更新です。
すでに④の潮止まり寸前のタイミング。
瀬のトップ28m
これが最後の流しですのアナウンスでドカンドカンと大型の魚が出ましたがフックアップならず。
自己記録更新はまたの機会となりました。
次にこの地へ訪れるときはいよいよシーズン佳境。
次こそは思い出に残る魚に出会えますように。
ご一緒していただいた皆さん、船長さん
ありがとうございました!
釣行2025/04/17〜18
タックル
ロッド エクスプロージョン827
リール ステラ18000hg
ライン PE10号
リーダー 170ポンド
ルアー パドルベイト220
フック ST-66 #4/0
リング キャストリングシールドワイヤー9番
グローブ ハンドアーマーM
企画営業部 藤岡裕樹