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高知沖のキハダシーズナルパターン

私が高知沖でキハダを専門に狙ったマグロゲームが出来ると聞いたのは、今から約四年前のこと。

当時すでに三重や和歌山、相模湾ではキハダゲームがルアーのターゲットと人気を博しており
兵庫、岡山、広島からも比較的近い高知沖でも同じような試みが出来ないかと同僚たちと年に数度試みていました。

今回は経験した事や船長たちに教わった高知沖のキハダのシーズナルパターンをご紹介出来たらと思います。

まずシーズンは例年7月頃から回遊が始まり、8〜9月いっぱいは最盛期。
10月は台風などで水温が下がりだすと宮崎方面に移動するようでシーズン終盤となります。

アベレージは20〜40キロのキハダがメインとなりますが、5〜10キロのキメジやカツオも多く、
大きいものでは50〜70キロクラスの大型まで釣り上げられていますのでタックルには万全をきして挑みましょう。

ポイントは、主にパヤオ手前の野っ原と言われている大海原を鳥やボイル、そして高知沖特有のクジラの群れを探して走り回ります。

高知沖ではクジラ付きと言われるほど
高確率でクジラと共にキハダも一緒に居るケースが多く
クジラの捕食で弾かれたベイトをキハダが捕食しているようです。

タックルは50キロ以上を狙うならPEは最低8号、出来れば10号がおすすめです。
20〜30キロ級ならPE6号がメインとなります。

ルアーもポッパーやペンシルの200ミリ〜の大型のものと150ミリ前後のものと2パターンは必ず用意し、余裕があれば食わないナブラ用にシンペンタックルとお土産用にカツオタックルがあれば万全です。

ハリはST-66STX-68なら2/0〜5/0。シングルならSJ-41の9/0〜13/0がおすすめです。

忘れがちなリングはスプリットリングウルトラワイヤーなど強力なものに交換しておきましょう。

メインベイトは10センチくらいの小型のイワシが多く
他には大型ベイトのトビウオやハタンポなどの稚魚なども捕食しているようです。

船は今では20艇くらいあるそうですが、私がお世話になった事のある船宿さんはエンジョイクルー、サンタロウ丸、あゆ丸、ヨシノマリーナ、沖よし丸などどの船長も情熱に溢れていて優しくガイドしてくれます。

そして今シーズンの状況ですが
8月に入り大量のキハダの群れが今年も土佐湾に入ってきました。
アベレージは今のところやや小さめの20〜40キロクラスが中心ですが、時折50キロオーバーのボイルも見かけていますので気が抜けません。

これからもっと熱くなる高知沖のキハダゲーム。
皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

スタッフ 藤岡裕樹

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