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梅雨入り直後の琵琶湖陸っぱり

皆さんこんにちは。スタッフの中川です。

6月~7月中旬のバスフィッシングでキーワードになるのが”梅雨”。
低水温期から水温が上昇し、スポーニングから回復した個体も混じり、様々なルアーへの反応が多くなります。低気圧の影響で、朝、夕以外の時間帯でも魚の反応が多く、釣りやすい時期です。

今回は、6月13日(土)に琵琶湖へ行ってきた時のレポートになります。

6/10頃に梅雨入りした近畿地方では、この日は、一日中雨でした。

まずはクローラーベイト、バイブレーション、ダブルフラッシュスピンインディアナブレードでランガンし、魚の反応をチェックしつつ、ウィードの状況を探っていきます。


ベイトは所々にいるものの、バスからの反応はありません。また、朝一に入ったエリアは、思ったよりも水は濁っていなかったので、ルアーの波動を少し落としてみます。

黒豆ヘッドにラバーを巻いた自作フットボールジグに、ジャスターシャッド4.2″をセットし、広範囲を探っていきます。

ベイトが溜まっているエリアがあり、少し粘ってみることにしました。
色んな角度にルアーを投げて、ただ巻き+カーブフォールで、バスがベイトを追い込んで喰いそうなストラクチャーを探っていきます。

ある程度ウィードの生えている位置と濃さが確認できたので、ウィードの上とエッジをシェイク巻きで、ルアーの移動距離を抑えつつ、ラバーとシャッドテールの波動で誘っていきます。

ウィードエッジ付近を通している時に、ひったくるような強いあたりがあり、いいコンディションのバスが釣れました。

黒豆ヘッドのようなフットボールヘッドは、垂直フォール、巻きやボトムでの姿勢の安定性、アクション時のルアーの移動距離が少ないといったメリットがあります。

私の場合ですが、数を釣りたい時、ただ巻きメイン、リアクションの釣りにはジグヘッド単体で使うことが多いです。

フォールスピードや移動距離をさらに抑えたい時、濁りが強い時、デカバスを狙う時、シェイク巻きをする時はラバーを巻いて使用しています。

ジャスターシャッドはテールの付け根が細長いのでシャイク巻きでも、しっかりと水を掴んで波動を出します。

昼からは、風や水の濁りがさらに強くなったので、より波動を強めてスピナーベイトやマスクドスピンをセットしたクランクベイトを巻いていくも、アタリはありません。


魚のアタリはなくとも、ウィードの生えている位置が素早く確認できるのが巻物のいいところ。

風が弱くなってきたタイミングで、ウィードが一番生えていたポイントに戻り、ジャスタースティック(プロト)のノーシンカーで狙ってみます。

鈎はジャングルワイドギャップの#3/0をセット。カーブシャンクのエキストラワイドゲイブなオフセットフックで重心が低く、スイムベイトやスティックベイトにとても相性がいい鈎です。

アクションは、2~3回トゥイッチを入れてフォール。ブルーギルのアタリがあった時は、ブルーギルにワームをつつかせるイメージで、小さくリフト&フォールを入れて2秒ほどステイの繰り返しでした。

ステイ中に糸が引っ張られ、フッキングすると、1匹目と同様に強い引きでした。
バスを手前まで寄せましたが、ランディングネットを準備中に魚が反転し、ラインテンションを一瞬抜いてしまい、フックオフしてしまいました。

気を取り直して釣りを再開するも、雨風がまた強くなってきたので帰路に就きました。

魚が動きやすい季節になってきて、小バスやギルのバイトも増えています。
川、池、湖等、身近なフィールドで手軽に短時間でも楽しめるバスフィッシング。

最初の1匹が釣りやすいこの時期に挑戦してみてはいかがでしょうか?

■使用タックル
ロッド:ベイトロッド6ft10inch #M
リール:ベイトリール 
ルアー:自作フットボールジグ #1/4oz (黒豆ヘッド
トレーラー:ジャスターシャッド4.2″
ライン:フロロ12lb

スタッフ 中川大輔

 

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