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玄界灘のサンマ手繰りと豊後水道船タチウオテンヤ

新年明けましておめでとうございます。
スタッフ今永です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

年末年始の連休を利用して毎年恒例の豊後水道の船タチウオテンヤと玄界灘伝統漁法的な釣り、青物狙いの『サンマ手繰り』にチャレンジしてきました。

サンマ手繰りに関しては、船宿さんオリジナルのシークレット要素が非常に多く、ここで詳細を公開することはできませんが、ざっくりと概要だけ。

■タックル
大物落とし込み竿や泳がせ竿と3000番クラスの大型電動リール
PEライン8号
仕掛やエサのサンマは船宿さんで用意していただけます。
この仕掛(特にハリの部分)に船宿さんのこだわりがあるようです。
よく年末にテレビでやっている大間のマグロ漁師のモザイク部分!まさしくあんな感じです。

ジギングとも泳がせとも違うブリやヒラマサ釣り!
気になる方は是非チャレンジしてみてください。

サンマ手繰りに続いて恒例の豊後水道ドラゴン釣行!

年末と年始と2回チャレンジしてきました。

大分県と愛媛県佐田岬の間に位置し、近年超大型クラスのタチウオが釣れているため、注目を浴びている豊後水道。
釣行日は300mほどまでしか行きませんでしたが、最深部では450mを超え、大阪湾同様海溝になった砂地エリアがメインとなります。

テンヤは船宿50号指定だったので、掛獲船太刀魚テンヤ50号を使用しました。
船宿さんによっては50号テンヤに六角オモリを追加するところもありますので、そういった際には掛獲船太刀魚テンヤ60号や80号もおすすめです。

前置きが長くなりましたが、いよいよ実釣編。
水深220mからのスタートです。

一般的に大阪湾では、大型狙いではジャークを抑えたスローな釣りが有効とされていますが、昨年の豊後水道釣行では激しくジャークを入れた方が大型の反応が良かったため、今回もジャーク系の誘いからスタートします。

するといきなりF4クラス

電動スロー巻きやゆっくりとしたストップ&ゴーには反応がなく、ジャーク&ステイへの反応が抜群によかったです。
その後も秋シーズン豊後水道を騒がせたサバフグも少々邪魔してくるものの良型のタチウオが次々とあがります。


途中プロト品のテストも交えながら、ドラゴンサイズ3匹を含む豊後水道ならではの釣果となりました。

そして1月2日
大分県杵築市のsoyamaruさんにお世話になりまして、2020年初釣り!

エサのシルエット、テンヤカラーなどを模索しながら、この日もドラゴン狙い!


上記釣行でも圧倒的に大型の反応がよかったジャーク&ステイ中心に誘いをかけていきます。
この際、水深も深く潮も比較的速い中で、水切れのよいヘッド形状の掛獲船太刀魚テンヤはジャーク、フッキングにおいて非常に効果を発揮します。

ポツリポツリ豊後水道ならではの良型サイズを拾っていると突然のドラゴンラッシュ!


結果良型20本オーバー、ドラゴンサイズ9本と他エリアでは考えられないほどの結果に満足の納竿となりました。

大阪湾ドラゴン狙いでは、個体数が少なく警戒心の強いドラゴンを狙うため、小型の群れを外した棚でのスローな釣りが有効とされていますが、
豊後水道エリアでは、群れの中でも権力を持ち、多数いるドラゴンタチウオに早くエサを見つけてもらうことが釣果への近道ではないかと考えます。
そのため、ジャークを多用した釣りが今回の釣果に結び付いたのではないかと推測します。

今回はF6サイズまででしたが、F10サイズも飛び出す豊後水道タチウオ釣行に是非チャレンジされてはいかがでしょうか。

■釣行日
12月30日、1月2日、3日

■タックル
サンマ手繰り
ロッド:泳がせ専用竿
リール:ビーストマスター3000
ライン:PE8号
仕掛:船宿オリジナル

タチウオテンヤ
ロッド:サーベルマスターX TUNE 160、190
リール:フォースマスター400、600
ライン:PE1.5~2号+リーダー8号
テンヤ:掛獲船太刀魚テンヤ 50号
その他:よれない船太刀リーダー

スタッフ今永航汰

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