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オフショアヒラマサゲームのフックセッティングやフック選択のタイミング

こんにちはスタッフの藤岡です。
以前のレポートでオフショアヒラマサゲームのトリプルとシングルの使い分けについて私なりに書かせていただきました。
今回はその第2弾、実際に行っているセッティングやフック選択のタイミングをハリ屋目線でお伝えしたいと思います。

前回レポートであったように、今回も”誘い出し~バイト”までのバイトを誘発するまでのアプローチを想定したフック選択の重要性になります。
ヒラマサゲームにおいて弊社製品で人気が高いのは、トリプルはST-66STX-68、シングルはS-135M&SJ-41などがありますが、アクションにおいて大きく分けるとトリプルが横方向へスライドしやすいS字アクションを演出しやすく、シングルは水抜けがよく、中~超高速など速さを使ったアプローチが得意なI字アクションとなります。

では実際の使い分けは?となると私の場合、ヒラマサが反応するか?だけをみて判断しています。
というのもマグロなど他の魚と違いヒラマサは、ほぼ確実に実績場ポイントに居ててその時の活性に応じてルアーに反応していると仮定。
潮の流れる速度や向き、ベイトの種類や位置の活性、船が流れる向きや速度に対して、ルアー選択やアプローチの組み合わせが合ったときに初めてヒラマサが反応するものだと思っています。

今回は以前にフック交換のおかげで釣り上げることのできたケースを紹介したいと思います。
当日の状況は、水深40m前後とやや深め、ベイトはカニやエビの幼生でボトムに張り付いているベイト反応。
潮は潮止まりで北東風8mで船が流れている状況で1日を通してトップゲームにはかなり反応が悪い日でした。

水深が深く、船があまり流れないのでルアー選択は水押しが強く前方向への移動距離の短いタイプを選択。
狙い通り、時折ですがチェイスや違和感を感じるなど魚の反応を得ることができましたがバイトまでには繋がりません。

ここで魚が反応しているルアーはそのままにフロントフックST-66 5/0→STX-68 6/0、リアフックをST-66 5/0→S-135M 8/0 に変更します。
この意図はフロントフックを大きくし、ハリが受ける水の抵抗を増やすことで、ルアーが横方向へのスライド幅を大きくしやすいよう変更。
リアフックは逆にシングルフックにすることで水抵抗や重量を落とすことで、ルアーの追従性を良くしキレのあるアクションを生み出します。

狙いのイメージはフロントトリプルでよりワイドウォブリングロールをさせることによって、深く沈むボトムに張り付いたヒラマサの捕食スイッチを入れ
追尾してきたヒラマサに見切られないようリアシングルでキレを出しています。

このフック交換が見事に功を奏し、船中唯一の大政と呼べる14キロのヒラマサをキャッチできた印象深い経験となりました。

これから本格化してくる春マサシーズン。
フックの選択でヒラマサの反応ががらりと変わる事もありますので、ぜひ皆様も引き出しの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?