梅雨の合間の晴れ間となった先週末。

家庭の用事のため友釣りには行けないなと半ば諦めていましたが、日曜日の夕方までなら釣りの許可がおりましたので
そそくさと早朝から前回いい思いをした矢田川へ。

今日は17時の晩御飯の支度までには家に帰らないといけないので14時ストップフィッシングです。

さて何処へ入ろうか?
と、割とどこでも釣れている好調な矢田川。

せっかくのソロ釣行&短時間だったので、入ったことのないポイントへ冒険することに。

選んだのは道の駅下の瀬。
入川してみるとチャラ瀬は割と磨かれているので先ずは泳がせ釣りでオトリ取りへ。

仕掛はSR-45ナイロン完全仕掛0.2号にプロト6.5号

開始すぐに小さなアタリが出たと思ったら犯人はオイカワ。

すぐにオトリを養殖2号に換えてチャラ瀬の少し掘れた石波に馴染ますと目印が消し飛ぶアタリ。

チャラ瀬なのでオトリを振り回しながら暴れるのは正しく鮎の背掛かりの証拠。

順調なスタートと思いきやなんと身切れでロケットスタートとなってしまいました。

今年の矢田川は天然遡上の発育がよく、20センチ越えが多くまだ皮も柔らかいので6.5号では身切れてしまうのが原因でしょう。

そんなことより手持ちの養殖オトリはすでにフラフラ。

早朝とあってまだまだ鮎の活性も低いので今のうちに追加購入しようかとも考えましたが、これも練習これも試練。

弱い囮でも掛けれる囮操作やポイント選びの練習と思って試行錯誤します。

既に自力で泳ぎ回る元気さはなくなっていたので、メルファ複合メタルMH0.05号に張り替え、鮎玉オモリ1号で補助。

ハリも満開チラシの8号を一本カットした2本仕様で、オトリが浮かないギリギリの流れや泡の中で試行錯誤する事、地獄から解放されたのは2時間経過後。

ようやくキャッチできたのは見事なプロポーションの矢田川鮎。

すぐさま2本目も掛かり、天然2本とれたので本日の釣りは成立決定です。

後は循環の釣りです。
ハリを掛かりの速いハヤテ7号4本イカリに変えて養殖で入らなかった流れや筋を中心にポツポツながら拾い釣りしていきます。

ここで失敗したのは7号以上のイカリを持ってきてなかったこと。
20センチを超える良型ばかりで尚且つ身がまだ柔らかいためか、情け無いことに身切れロケットも3回追加。

時期に関係なく大きいハリも忍ばせておかないとダメですね。

瀬を一通り打ち終わり、最後の朝の苦戦したチャラ瀬を泳がせみると見事に2連発したところで14時ストップフィッシング。

15鮎と数は伸びませんでしたが、型もよく瀬を暴れまくる良型鮎が遊んでくれて大満足でした。

それではまた報告します!

釣行日　2023年6月18日
場所 兵庫県矢田川

竿：8.5早瀬
天上糸：天上道糸FC0.8号
水中糸：メルファ複合メタルMH 0.05号
中ハリス：鼻かん仕掛糸FC0.6号ワンピース
サカサ：一体忍サカサ1号
ハリ：ハヤテ、満開チラシなど6.5〜8号

スタッフ 藤岡裕樹