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夏の海上釣堀を楽しもう!

夏の海上釣堀を楽しもう!と言う事で、海上釣堀モニターの岩崎さん、テスター北条さんと共に姫路水宝さんへ。
水宝さんは姫路港から家島へ大型船で渡ってから、それぞれの釣り場へ案内してもらいます。
料金はそれぞれの釣り場へ回収に回って来てくれます。

開始時刻のアナウンスがあり、開始時刻になれば一斉にスタートです。
メンバーは手練ればかりなので、釣座に到着後は黙々とスタンバイを整えています。

今回は、小筏を貸切でネットは手前からセンターにかけて急激に深くなるので、事前のタナ取りは重要です。(センターが11m〜12m手前は6m程度でした)
また釣座によってネットの張り出し方が違うので複数箇所水深を確認するとトラブルも少なくなります。

開始スタートの合図で一斉にスタート。それぞれさぐり釣り、ウキ釣りと分かれました。
さぐり釣りのメリットは、アタリダナを早く見つけられる。アタリがダイレクトなので、手返しが早い。

ウキ釣りはセンター付近を釣りやすい、広範囲をさぐり易いとそれぞれメリットがあり、どちらの釣りでスタートするかが勝負の分かれ目でもあります。

特に朝イチはモーニングと呼ばれ、プレッシャーの無い魚が1番口を使い易いタイミング。絶対に外せない時合なので、それぞれ黙々と釣りをします。
和気あいあいと遊びましょう!という趣旨ですが、ここは釣り人!負けたく無いので、バシバシと釣って行きます。
ここで、やっておきたいのが当たり餌の確認と魚の居る場所の把握です。
特に夏場は場所ムラが出やすいので、魚の反応がある間に、居場所とメイン餌を把握します。

この日の場所はセンターと餌は団子が当たり!
勿論皆さんエキスパートばかりなので、あっと言う間にパターンを見つけ、手返し勝負に。
掛けミス、バラシは命取り、焦りが焦りを呼び散々たる結果になるので、慎重に合わせます。

私はウキ釣りスタートで、連続キャッチに成功も、徐々に活性のある魚が減りアタリが弱くなっていき、合わせるタイミングを見計らっていると、さぐり釣り組がどんどん掛けて行きます。
慌てて合わせて、3連続バラシ・・・

ここで、モーニングが終了。

ここからが、腕のみせどころ!
マダイは完全に沈黙、さてどうするか?

真夏は魚が反応するのはモーニングのみと言う事もあるので、スイッチの入った瞬間に素早くそのターゲットを狙い撃つのが大切です。

この日は幸い、青物が時折活性する場面があり、その一瞬で青物を狙います。
青物も活き餌が良いのか?切り身やキビナゴが良いのか?リアクション狙いの動きが出せる餌が良いのか?
の見極めが重要。

私は切り身で狙いますが、仕留めきれず・・・
他メンバーはキビナゴ、シラサ、でカンパチ、ハマチをキャッチ。
マダイ狙いに戻して団子を投入。
根掛かりを外した瞬間ドン!マダイ?走るので青物!
思わぬ餌でヒットするのも釣堀の魅力のひとつ。
無事キャッチしたのはヒラマサ。

このタイミングで、他に2本の青物がキャッチされました。
皆さん隙なさ過ぎます・・・

そこから沈黙が続き、マダイの放流。
放流後はチャンスなのですが、反応無し。
ん〜〜〜難しい!
しかし青物が食いそうな感じ・・・
青物を狙うも食いそうで食わない!
そんな中きっちりマダイを追加するメンバーも。

こういった素早い切り替えがほんとに大切。

青物放流を前に、アジを購入し、仕掛けをセット。
待望の青物放流で活きアジを投入するも完全に見切っている感じ。一瞬くわえるもすぐ離すので合わせられない・・・

一方、キビナゴやイカタンを使って追わせて食わせるパターンで釣っていたメンバーはきっちり食わせてます。
青物が掛かると、仕掛けを上げるのがマナー。
いくら、貸切といえど、仕掛けを回収し次のチャンスに備えます。

ここも百戦錬磨のメンバーなので、隙が無い・・・
パターンをつかめず、掛けれないと、他のメンバーがどんどん釣って行く。
1番釣ったメンバーはこのタイミングで3本、続いて2本と流石の一言。

ヒットパターンはオモリをハリの上に打ち、イカタンをチョン掛けしてワームの様に誘って喰わせる、若しくはキビナゴを同じ様に誘って喰わせる。

活き餌は駄目な日だったので、こういった、餌、釣り方の見極めの早さが大切!今回は活餌よりもリアクション気味の釣りが正解でした。

流石に青物も落ち着き、生簀は静かに・・・

すると、ひときわ大きな魚影がユラ〜と浮いてきました。青物かと思いましが、何やら違う・・・
特大のマダイ。
餌を入れるとフラフラ寄って来るものの見切っていきます。

海上釣堀の見える魚は、餌に反応して寄って来るようなら食う可能性があるので、餌をローテーションしたり、ハリスを細くしたり、あの手この手で反応をみます。
魚が浮いて来たタイミングは、見釣りで狙うと釣果が伸ばせる事が多いので、見釣りの技術も磨いておいて損はありません!

話は逸れましたが、釣れないかと思われた特大のマダイもエキスパートに、かかればひとたまりもありませんでした・・・
7.5キロの釣堀最大級マダイ、ええもん見させてもらいました!

その後時折、魚が反応するタイミングがあり、イサキとマダイを追加して終了。
良い勉強をさせてもらいました。

真夏でも確実に魚を手にする事の出来る海上釣堀!
皆さんも挑戦してみて下さい。

釣行日
2025年7月6日

使用タックル

【岩崎氏青物タックル】
ロッド シーバスロッド
リール SHIMANO ストラディック5000
道糸 PE2号
ハリス 4号
海上つり堀カラーシンカー0.5号
ザ・ROCK11号

【大東さぐりタックル】
ロッド シーリアベイトさぐり3.5m
リール バルケッタFカスタム150
ライン ザイト 筏かかり3号
フック 沖アミグレ10号
    海上つり堀カラーシンカー1号

スタッフ 大東哲也

2025年12月
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