秋本番というには、暑い日が続いていますが、海の中はしっかり秋本番！
今回は個人主催ではありますが、中京エリアでの船太刀魚テンヤを盛り上げようという事で、小売店さん、各メーカーテスターやスタッフの垣根を超え開催されている「東海タチウオテンヤパーティ2025」にスタッフ西馬、小淵の3名で参加してきたので、その模様をレポートしたいと思います！

大会ルールは、数、一匹長寸と複数部門があり、早掛けイベント等もあり、初心者からトーナメンターまで楽しめる内容となっており「石川丸」「忠栄丸」の計4隻に別れて釣果を争います！
数狙いは到底敵わないので、サイズ狙い一択！

この日は、海況悪く波、風、雨と釣り人には過酷な状況。それでも海の中は関係なし！
指示ダナに入れれば、直ぐタチウオが反応してくれます。
この時期の伊良湖沖は、序盤のサイズ狙いから変わって小型〜中型の数釣りをしながら、タイミングでメーターオーバー、ドラゴンクラスが混ざる状況になるので、アタリも多く初めてタチウオテンヤ釣りに挑戦するにはオススメの季節！

大型狙いなので、アタリダナを無視してボトムからスタート。
誘いは、ジャーク＆ステイ、ストップ＆ゴーを中心に反応の出方や、タナ、釣れるサイズを確認していきます。

・ボトム付近反応薄め、サイズ小型
・中層反応濃いめ、サイズ小型
・表層反応薄め、サイズはややマシ

という様に何となくパターンや傾向、魚のサイズ感を確認しながら釣りをします。

忘れてならないのは、テンヤカラー！
個人的な感覚だと、この海域はカラーローテーションが非常に有効。

フルグロー、半面グロー、ゼブラグロー、ノングローの4種類をアタリの強さや、多さをみながらローテーションしていき、その日のベストカラーも探します！

スタートは半面グローの「トロピカルチャート」をチョイス。
いきなり正解カラーだったのか、アタリも強く、数も出る。
ただ問題はウネリが強く、船の上下動で合わせや、誘いが効きにくい。合わせても良いタイミングで合わせられない。

そんな時は電動リールなら微速巻きを入れながら、誘いや合わせを入れると良いのですが、本日もリールは手巻きなので違う方法で合わせのタイミングを計ります。
タチウオをしっかり追わせ、テンヤをロングで止めると波に引っ張られて、勝手に合わせが決まる！
これが面白い様にハマり連発。

キャストしてカーブフォールでテンヤを横移動させると反応するタイミングや、ストップ＆ゴーに反応が良かったりと。
誘い方がハマれば、反応はずっとあり。

大型狙いなので、小さそうなタチウオのアタリは無視して釣りを続けていると、潮の変わるタイミングで底から5mで間違い無く大型のアタリ！

ズシッと重みを感じると共にドラグがジーッと出ましたが・・・痛恨のバラシ。

気を取り直して、同じパターンで探りますが・・・
タイムアップ。

潮止まりで、アタリが少なくなるタイミングも有りましたが、終始太刀魚からの反応があり、楽しい釣行となりました！

帰港後は、表彰式や地元特産の美味しい海苔、豪華景品等が当たるジャンケン大会などがあり、終始和やかな良いイベントでした！

釣行日
2025/10/4

【使用タックル】
ロッド:太刀魚テンヤ専用ロッド　8:2 170
リール:小型両軸受リール
ライン:PE2号300mリーダーフロロ8号
その先に、よれない船太刀リーダー16-50cm

掛獲船太刀魚テンヤ50号
#10トロピカルチャート
#05ダブルグローゼブラ
#03赤金
#06パープルゼブラ

スタッフ 大東哲也