連日の猛暑で釣りなんて・・・と言う方も多いのでは?と思いますが、夏には夏の好ターゲットがあり、そんな釣り物を今回はレポートしたいと思います。
関西エリアでこの数年、人気のターゲットとなっているのが、アマダイ!
釣りのターゲットとして代表的なのが、アカアマダイ、シロアマダイです。
どちらも美味な高級魚として知られています。
関西エリアで狙うなら、白甘鯛は和歌山県太平洋側。
赤甘鯛は京都府等の日本海側になります。
どちらも冬〜春シーズンのターゲットのイメージですが、実は夏が熱い!
と言う事で今回はアカアマダイを狙いに京都府西舞鶴より出船の『Sprinter』さんへ

出船前のミーティングで先週は好調でしたが、今週に入って難易度が上がっていると・・・
まぁよく聞く話。
ポイントは水深100m前後で、船はドテラ流し。
船の流れ方に応じて、200g〜300gのヘッドを使用。
この日は、プロトのドテラ流し用のヘッド(ドテラ玉)300gでスタート。
ハリは、アマラバ専用ユニットの『スカートフックアマラバSP』のGキリンオレンジからスタート。
底から3m程度を目安に巻いては、落としを繰り返します。
若狭エリアのアマダイ狙いでは、レンコダイ等の外道も良く反応するので、比較的アタリは多いのですが、この日は何の反応もありません・・・
とりあえず、巻きスピードを変え、巻き出しのタイミングを変え、(着底すぐ巻き出す→着底3秒放置後巻く→着底5秒放置で巻き出す等)、埋まったヘッドの抜き方を変え(埋まったヘッドをビュッと速く抜くとか、ジワ〜とゆっくり抜く)、底をトントンと誘い
あの手、この手で何とか魚からの反応を待ちます。
すると、ゴゴンとアタリ!
最初に叩くようなアタリ、しばらくスッとあがって来て、また途中で引き、上がってくると、本命の可能性が高く、本命かと思われましたが、良型のガシラ。

外道にせよ、反応があるのは良い兆し。
反応があったネクタイカラーはそのままに、ワームカラーのローテーション。
反応が有ればワームはそのままに、ネクタイカラーをチェンジすると言う感じで組み立てて行きます。
すると、ドテラ玉200g+アマラバSP Gキリンレッド+オレンジゴールドのワームで反応が・・・
待望の本命らしき引き。
水深も深いので、あがって来るまでのドキドキも長く楽しめます♪
無事キャッチしたのは30cmクラスの本命!
とりあえず、坊主は逃れて一安心。

反応が上向くかと思われましたが・・・そんな事は無く、時間が過ぎていきます。
それでも、ネクタイ「レッド」と、ワーム「オレンジゴールド」が反応すると言うのは分かったので、セッティングはそのままで継続。
潮も弱くなって来たので『ガチの甘ラバサビキ』をセットしてアピール力をアップさせて喰わせようと言う作戦に
すると、これがピタリとハマり本命を追加

これでリズムに乗れたのか?
更に追加!

ネクタイとワームのカラーはハマっているので、潮に合わせてヘッドの重さを変えていきます。
アタリの出し方も、底を数回トントンしてからゆっくり底から抜く感じで巻くと当たるパターン。
ネクタイカラーやワームカラーがパターンにハマらないとアタリすら無い厳しい感じですが、魚は居て反応しないだけで、パターンを上手く見つけられれば答えが返ってくるのが、アマラバの面白いところ。
使用している『甘ラバSP』はひとつのパッケージに2色のネクタイが入っていますので、とりあえずやってみたいと思われてる方にもオススメ。
使用しているフックはワームを付けても、しっかり甘鯛の口周りを捉え、フォローフッキング出来る3本鈎仕様で、多点掛けする事でバラシも軽減でき、安心してファイトする事が可能です。


話は脱線しましたが、ネクタイ「Gキリンレッド」ワーム「オレンジゴールド」のパターンが大正解!
納竿までコンスタントにアタリがあり、終わってみれば6匹のアマダイを確保!
落として、底をちょっと巻くだけなので一見簡単に思えますが、しっかりと差が出る釣りですので、暑いですが釣果は熱い時期なので是非挑戦してみて下さい。
■釣行日 2025/7/23
■使用タックル
ロッド:天龍 RedFlip 6102B-L/DN
リール:SHIMANO OCEACONQUEST 300HG
ライン:PE1号+リーダーフロロ5号
ヘッド:C’ultiva ドテラ玉(鉛)200g〜250g
TGヘッド250g〜300g
フック:C’ultiva スカートフックアマラバSP #Gキリンレッド、#Gキリンオレンジ、#ガチゼブラグロー
C’ultiva ガチのアマラバサビキ #ボトム虫
ワーム:ECOGEAR 熟成 タイラバアクアカーリースリム#オレンジゴールド



