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天然遡上特有の目印をぶっ飛ばすアタリ

6月に入り、いよいよ全国的に鮎の友釣りが解禁となりスタートしました。
皆さまもう初釣りに行かれましたか?

 

私の方は嬉しいことに
これから友釣りを始めてみたいという複数の方々からお声かけ頂き
ご一緒させて頂いております。

今回はそんな一コマをご紹介させて頂きます。

 

6/11(土)
この日は兵庫県矢田川にやってまいりました。
昨年、尺鮎ラッシュで沸いた矢田川ですが
今年も天然遡上とよく
上流の放流区と下流の天然遡上区ともに悩める状況との事。

この日は
天気も雨予報で解禁10日過ぎたあたりなので
人もほとんど居なく貸切状態ですので
初めての友釣りには最適です。

まずはオトリ屋スタディKさんにて
竿の出し方、しまい方
ハナカンやサカバリの付け方など
みっちり小1時間、教えて頂きます。
私も横で聴きながら改めて大変勉強になりました。

 

しっかり習得出来た次は
いよいよ本番。
先ずは上流区の長須エリアに入ります。

ここは渓流相の瀬とトロが続く
ポイントとしては非常にわかりやすい場所です。

先ずは基本の泳がせ釣り。
上飛ばしでオトリを泳がせ
石や群れに馴染ます感覚を覚えて頂きます。

上手くポイント通過した時にギラっと掛かりますが、難しいのはここから。

どうしても初めての9m長竿だと感覚が掴みにくく
取り込みでのバラシが続いてしまいます。

ここでお昼を回ったので
一旦休憩として
午後からは下流ポイントの
弁天エリアで天然遡上鮎を狙います。

午前の渓流相と違い
弁天は広大な早瀬とトロが続くポイント。

 

ポイントとしては非常にわかりにくい所ですが
水面の変化や波の立ち具合、岸辺の石の大きさなどで
水中を想像しながら狙ってもらいます。

やはりなかなか最初から上手くいきませんが
諦めずに歩いて探してはを繰り返して
なんとか手にした鮎は
見ているこちらも感動して思わずかたい握手をしてしまうほどに嬉しく想いました。

なんとかこれで友釣り研修は形になったところで
気付けば16時半。

上弁天の急瀬が空いていたので
そこで私も竿を出させて頂くことに。

天然遡上鮎はサイズがいいと聞いていたので
水中糸はメルファ複合MH0.04に鼻かん仕掛糸FC0.6号にライトチューブハナカン6ミリ。
ハリは颯の6.5号4本錨でスタートします。

瀬肩を釣り下り
急瀬に入った途端、天然遡上特有の目印をぶっ飛ばすアタリ。

無事にタモに入ったのは20センチそこそこ綺麗な天然鮎。

そこから夕方のラッシュがはいったのか怒涛の入れ掛かりもあって
短時間でしたが十二分に楽しめる釣行となりました。
また伝える難しさも経験でき
自身の中でも改めて整理できた事はいい経験となりました。

友釣りシーズンはまだまだ始まったばかり。
今年はどんな釣行が待っているのか?
楽しみながら友釣りシーズンを過ごしたいと思います。

釣行日
2022/06/11

竿
早瀬 8m
天上糸 天上道糸FC 0.8号
水中糸 メルファ複合メタルMH 0.04
中ハリス 鼻かん仕掛糸FC 0.6号 ワンピース30cm
ハナカン ライトチューブ鼻かん6ミリ
サカサ 一体忍サカサ 1号
ハリ 颯4本錨 6.5号

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