
みんな大好きフグ!特に関西エリアでは、フグ食文化が根付いており、高級魚の代名詞のひとつ。
テッサ、テッチリ最高!!という事でそんなフグを狙うカットウ釣りが近年大ブレイク。
メインターゲットは「ショウサイフグ」や「ヒガンフグ(アカメ)」ですが、フグの王様「トラフグ」を狙った釣りが近年注目を集めています。

■今回のフィッシングアドバイザー
オーナーばり/大東哲也
釣りと触れ合って40年以上。少年時代は大鯛を狙って父親と串本へ通った。社会人になってソルトルアーと出会い、オーナーばり入社後はジギングに没頭し、身近な近海から離島への遠征まで幅広く経験。現在も精力的にジギングを研究中で、主に関西のフィールドに通っている。仕事では、企画開発、広報活動を通じ、関西エリアのあらゆるジャンルに挑戦中!ジギング、鯛ラバ、テンヤ太刀魚等のプロデュース活動を担当。座右の銘はどんな時でも楽しむ!
今回は関西圏から最寄りで安定して狙えるのが、三重県鳥羽エリアのトラフグ釣りをご紹介。
このエリアはトラフグの一大産地で、魚影が濃くシーズンを通して安定した釣果が出ております。

■釣りのシーズンは?
漁期は10月〜3月中頃で、それ以降は船次第な感じです。10月〜1月は身の味が良く、2月〜3月は白子を持った個体が出て来るので、白子狙いの方は年明け以降に行かれる事をオススメします。
■釣り方は?
時期によっては、流し釣りをされる事もありますが、基本的にはアンカーを入れてのかかり釣りとなります。
■エサは?
関東では赤エビを中心に使われていますが、イワシやサンマがメインとなります。
3〜4cmのぶつ切りにして使います。
状況によっては、エビが良い事もあるので用意しておくと安心です。

一釣行のエサ使用の目安としては・・・
《イワシメインの場合》
最低イワシ30匹〜とサンマ6匹〜に海老5〜6匹
イワシは餌持ちが悪いので、餌持ち優先ならサンマメインでも可
餌取りのサバフグが湧くと、大量消費する事がありますので、更に余分に用意しておくと安心です。
■タックルは?
[竿]
カットウ用のヘビーウェイトモデルやテンヤ太刀魚ロッドの8:2等のある程度重いオモリを背負える竿
喰わせメインなら7:3調子でもOK
[リール]
中型の両軸リール、電動、手巻きどちらでも可
[ライン]
PE2号リーダーフロロ8号程度を目安に150m〜200m
(水深は40m前後)
■仕掛は?
トラフグ専用仕掛が必須!
トラフグは歯が強く、通常のカットウ仕掛では切られてしまう為、専用の仕掛が必要です。

『喰わせトラフグ』
『喰わせトラフグベイト付』
がオススメ。
獰猛で貪欲ではありますが、シビアな状況もありますので、アピール力のある仕掛と、シンプルで地味な仕掛も、必要となります。
基本は食わせ仕掛での釣りですが、サポートとして掛バリがあると安心です。
船によっては、ワイヤーハリス禁止等の決まりがありますので、事前に確認下さい。
掛バリは『ふぐカットウ替鈎 矛と盾』が使いやすくGOOD!
喰わせトラフグシリーズは、掛バリを取付けるサルカンが付いていますので、掛けて行くスタイルにも対応しています。
活性が高く喰わせメインの釣りで組み立てるなら、サルカン部分にダブルスナップで喰わせのハリをプラスするのもオススメです。

■オモリは?
流し釣りの場合は10〜20号程度が目安
かかり釣りは40号〜60号を基準に、上は100号、下は10号程度まであると安心です。
潮の流れに応じて、オモリを調整しますので種類がある方が良いと思います。(底を取れる程度の重さに変えていく)

■釣り方は?
基本的には仕掛を底に置いて、着かず離れず(ゼロテン)で待つ。誘いは小まめに、上下の上げ下げをゆっくり行う。
置き竿の場合は底に仕掛が着いて糸がたるむ様なら、トントンとオモリが底に着いたり離れたりをキープする。
仕掛が払い出すようなら、オモリを軽くして仕掛を流しながらトラフグを探すイメージで釣りをします。
■合わせ方
トラフグ釣りの最大の難所と言っても過言ではありません。ガツガツ噛んでくる魚なので、ハリが口に入ったタイミングで上手く掛ける必要があります。
鋭く、大きく合わせるとスッポ抜けるので、スイープに聞き合わせます。基本的には喰わせのタイミングで合わせますが、小さいアタリの時や、掛バリで掛ける釣りの場合は早目に合わせます。
合わなくても、餌への執着心が強いので餌が残っていれば再び当たる事が多いですので、慌てずに同じ所で待ってみて下さい。アタリがあればフッキング、無ければ餌が無いので、再び投入して下さい。

■その他
トラフグは歯がとても鋭く、危険です。
ハリを外す時は必ずプライヤーを使用して下さい。
(大型トラフグは指噛み切りますので危険)

鳥羽エリアはリミット5匹と、匹数制限あり
胴突仕掛禁止等の仕掛の制限もありますので、事前確認して下さい。
因みに釣り上げたトラフグは、帰港後捌いて渡してもらえますので、安心して釣りを楽しめます。
(船によって、渡してもらえる状態が異なッたり、捌き代が発生します。)

トラフグ狙いは全員が釣れる様な釣りではありません。一発お宝狙いの釣りですので、チャレンジしてみては如何でしょう。




