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第49回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会結果

第49回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会
主催…報知新聞社
協賛…株式会社 オーナーばり
日時…2018年8月3日(金)~8月4日(土)
場所…岐阜県益田川

小澤剛選手が念願の初優勝!

左から準優勝/任 文華選手、優勝/小澤 剛選手、3位/吉田大修選手・上田弘幸選手

第49回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会が、8月3日(金)~8月4日(土)の二日間、岐阜県で益田川で開催されました。
決勝大会には有田川予選、上桂川予選、相模川予選、馬瀬川予選、小国川予選、久慈川予選、仁淀川予選の全国7河川の予選を勝ち抜いた選手、第48回大会ベスト8、歴代名人、歴代優勝者、主催者推薦、協議委員会地区推薦、昨年ドリーム戦進出者の計114名が出場。

小山清二選手、小山渓一選手による兄弟での選手宣誓

初日8月3日の1~3回戦はブロック戦。
萩原町の上呂堰堤から洞門前までの約8キロを8ブロックに分けて行われます。
試合時間は2時間。
1回戦は選手らを8ブロックに分け、1ブロック各5位タイまでが2回戦へ進め、2回戦も8ブロックに分け、1ブロック2位タイまで、3回戦は4ブロックに分け、1ブロック2位までが翌日の準々決勝の試合に進めます。

天候は快晴ながらも風はやや強く、釣りづらい状況。川は先月の大水が幻だったのかと思えるほどの近年まれに見ぬ大渇水。場所によっては走り回る鮎の姿が見えているものの掛けるのが非常に難しく、オトリを替えることができずに試合終了を迎えた選手も。
そんな中、好釣果を叩き出している選手らからは、大きい石よりも水通しが良い砂利が絡んだポイントでの反応が良かったという声が数人から聞かれ、渇水だけにポイント選びにシビアな状況だったと思われます。
初日の成績はコチラをご覧ください。

良型を慎重に取り込む安井雅彦選手

砂利底から次々にアユを引き出した木全崇博選手

8月3日の夜には懇親パーティーを開催

2日目は1~3回戦を勝ち上がったベスト8によるトーナメント形式で優勝者を決定。準々決勝から試合はポイント交代制となり、同数の場合はプレーオフとなります。決勝トーナメントの試合時間は1時間の場所交代制。天候は引き続き快晴で、風は少し落ち着いて微風程度。水量は渇水。

準々決勝では、吉田大修選手対喜多幅武選手、野村雅司選手対任文華選手、木全崇博選手対小澤剛選手、松本一平選手対上田弘幸選手による試合が行われ、結果吉田選手、任選手、小澤選手、上田選手がそれぞれ準決勝へ駒を進めました。

準々決勝の組み合わせ

準々決勝では、1匹上げるか上げないかの厳しい試合となった松本一平選手

吉田大修選手対喜多幅武選手の若手対決

準決勝は、若手トーナメンター吉田選手対大会史上初の外国人選手である台湾の任選手、小澤選手対上田選手のトップトーナメンター対決となり、大会エリア上流部の南飛アスコン前で行われました。

準決勝の組み合わせ

吉田選手対任選手は、任選手が終始コンスタントに釣果を上げる一方、吉田選手は序盤から出遅れてしまい、後半追い上げるものの届かず、9匹対12匹で任選手が勝利。

慎重に取り込む吉田大修選手

得意の泳がせ釣りで釣果を重ねる任文華選手

小澤選手対上田選手は乱打戦。序盤からお互いハイペースで釣果を重ねるデッドヒート。

過去2度の準優勝経験をもつ上田弘幸選手

この試合でそれまでの大会トップ成績だった16匹を叩き出した上田選手でしたが、小澤選手の勢いを止めることはできず、今大会最高成績の19匹を上げた小澤選手が勝ち上がりました。

準決勝では、今大会最高釣果の19匹を上げた小澤剛選手

決勝戦は、大会本部前のスポーツ公園橋付近で行われました。

決勝戦前の握手

スポーツ公園橋上流から

じゃんけんで勝った任選手が上流、小澤選手が下流に入り、多くのギャラリーが見守る中、試合はスタート。
開始して2分でオトリを天然に入れ替えることができた小澤選手でしたが、バラシやウグイの連発で時間をロスし、任選手に3匹リードされた6匹で前半は終了。

前半右岸のトロ場で数を稼いだ任文華選手

後半小澤選手は橋上の左岸側浅場にポイントを定め、開始10分ほどで両者1匹を上げた後、小澤選手は怒涛の猛反撃で釣果を重ね、結果小澤選手18匹、任選手13匹で小澤選手が勝利。数々の全国大会を制覇した日本屈指のトーナメンターが、初めてオーナーカップの栄冠を手にしました。

得意の引き釣りではなく、泳がせ釣りで数を重ねた小澤剛選手

念願のオーナーカップを手にした小澤剛選手の笑顔

小澤選手は、8月22日に岐阜県馬瀬川で第49期報知アユ釣り名人位をかけ、島啓吾名人に挑戦となります。

報知新聞大阪本社ビジネス局総務 近岡良和様による主催者挨拶

中道成之社長による協賛会社挨拶

天野勝利大会競技委員長による総評

 

 

 

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