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イベント情報
第45回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会 結果報告
主催 報知新聞社
協賛 株式会社 オーナーばり
日時 2014年8月1日(金)~8月2日(土)
場所 和歌山県有田川

アユの付き場を見極めた松本一平選手が見事初優勝!

準優勝 安井雅彦選手 優勝 松本 一平選手 3位 島 啓悟選手、
    瀧澤 佳樹選手

第45回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会が、昨年に引き続き和歌山県有田川で開催されました。
決勝大会には日高川予選、狩野川予選、益田川予選、上桂川予選、小国川予選、鬼怒川予選、本年初開催の仁淀川予選を勝ち抜いた選手、昨年ベスト8、歴代名人、歴代優勝者、推薦選手、他大会優勝者、昨年昨年ドリーム戦進出者の計103名が出場。
初日の1~3回戦は、近年まれに見ぬ好釣果に恵まれ、1回戦2時間半の短時間に有岡只祐選手が44匹という記録的な釣果を筆頭に、20匹超えが続出。
ブロックによっては、20匹超でも勝ち上がれない選手も。
釣果を分けたのはポイントの選定。
アユが多く、天候もよく、アユの活性は高かったものの、付き場にはクセがあったとのこと。
小砂利底のチャラ瀬、岩盤周りが比較的良かったようで、定番的なポイントでは数が伸びなかった。

今回優勝した松本一平選手は、下見も満足にできない状態の出場だったが、1回戦は12匹の5位でギリギリの通過だったものの、この付き場のクセを見抜き、2回戦、3回戦ともに20匹超の好成績で勝ち上がり続けた。


2日目はベスト8によるトーナメント形式で優勝者を決定。
初日とは状況が一転し、未明から雨に見舞われた決勝トーナメントとなった。
水位上昇、水温低下により、アユの活性が徐々に低下するなか、アユの居場所を正確に見抜いた選手が勝ち上がっていった。


決勝戦は出合橋下流で、優勝経験を持つ安井雅彦選手と、地元のホープ松本一平選手の対決。
釣場決定のジャンケンで、松本選手が勝利して上流を選び、安井選手は下流へ。
この結果が勝敗を分けた。
上流に入った松本選手は、本流筋側の小砂利底が絡んだ馬の背やカケアガリのポイントに絞って試合を進め、数を重ねた。
予選では小砂利底のチャラ瀬や岩盤に釣果が集中したためだ。
一角ライト5号の小鈎を用い、群れアユも偶発的ながら掛けていった。

一方、下流に入った安井選手は、本命ポイントのチャラ瀬に一般客が6名も入っており、攻めるべきポイントが無い状態。
それでも付き場を見つけ、後を追うものの、時間が進むほどにアユの追いは悪くなり、後半戦にはさらに状況が悪化。
松本選手が触っていないポイントを探るも反応は乏しく、終了間際に1匹追加できたのみで終了のホイッスル。
松本選手が前半のリードを守り、見事初優勝を決めた。

 

決勝トーナメント表


仕掛

松本一平選手の決勝当日の仕掛
接続糸…ザイト 天上道糸PE0.6号
天上糸…ザイト 天上道糸PE0.3号
水中糸…ザイト フロロ鮎0.175号
目印 …プロ目印5ヶ
鼻かん廻り糸(中ハリス) …ザイト 鼻かん仕掛糸FC0.6号
鼻かん…チタンチューブ鼻かん6.0mm
ハリス …ザイト 鮎トップハリスフロロ1号
サカサ …白一体サカサ(速攻)1号
ハリ …一角ライト5号4本錨

松本一平選手
アユの付き場を的確に攻めた松本一平選手
安井雅彦選手
悪化する状況に苦しめられた安井雅彦選手
島啓悟選手
初戦から好成績を続けた島啓悟選手
3位の瀧澤佳樹選手
名手達
全国から名手達が集まった
選手宣誓
吉田大修選手による選手宣誓
懇親会
初日の夜は懇親会を開催
挨拶する中道成之社長
天野勝利競技委員長
天野勝利競技委員長の英断で無事競技が行われた
ベスト8
今大会のベスト8

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