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第13回オーナーカップヘラ金勝杯結果

第13回オーナーカップヘラ金勝杯
主催…株式会社オーナーばり
日時…2019年6月22日(土)
場所…埼玉県羽生市「椎の木湖」

驚異的な釣果で萩野孝之選手が二連覇

左から2位/楠康一選手、優勝/萩野孝之選手、3位/田中豊選手

2019年6月22日(土)、埼玉県羽生市にある大型管理釣り場「椎の木湖」で、224名+前年度上位シード3名の計227名を集め、オーナーカップヘラ金勝杯を開催いたしました。
今年は梅雨時期の開催ということで雨が心配されたましたが、当日朝の天候は曇り。予報ではちょうど終了時刻付近に雨雲通過の予定でしたが、例年とは違って涼やかな朝に(昨年までは梅雨明け直後の7月中旬開催)、「金勝杯っぽくない」の冗談も飛び交う受付けとなった。
過ごしやすい気候に人間の方は楽だが、魚の方はご機嫌ナナメ。例年、梅雨明け後の照り込みがきつくなる頃から一気に最盛期に向かう椎の木湖ですが、ぐずついた天候が続く梅雨時期は悔いは渋め。試合前の選手達からも「渋い」、「ダンゴ、セット、メーター、チョーチン…と、どれも決め手がない」との声が多数。

7時からは、まずは3時間半の一回戦。シード以外の全参加者が抽選でA~Jのブロックに振り分けられ(2、3、5号桟橋を使用。各ブロック約23名ずつ)、上位5名のみが決勝戦に進出出来る仕組み。
開始と同時に、予想に反して竿が立ち始めました。相変わらずの曇天ですが、思ったより椎の木湖の状態は悪くはないよう。ただし、「決め手がない」といのはその通りのようで、メーター、チョーチン、そして両ダンゴ、セット…と釣り方は実に様々。そして、どの釣り方が飛び抜けて釣れているという状況でもありません。ただ、当日は朝から東寄りの風が強めで、横方向にウキが長されている状況。したがってメーター狙いの選手達はやや苦戦を強いられているようでした。

オーナー・ザイトインストラクター岡田清選手

 

女性参加者の姿も目立ちました

 

次世代のへら師も奮闘

 

そんな中、抜群の安定感を見せていたのが優勝経験もある石倉義久選手。5号桟橋ヘチという地の利も生かし、得意のメーターウドンセットが決まって順調にカウントを重ねていきます。

石倉義久選手

また、チョーチン組もジワジワと安定感を発揮。やはり優勝経験のある堀川要一選手を始めとするチョーチンウドンセット組が徐々にその勢いを増していきます。ただ、やはり大勢の選手達が一斉にエサを打ち、フィッシングプレッシャーもピークとなる一回戦。いきなりパワー系のチョーチンセットというわけでもなく、やや食い渋り対応の釣りで拾っていくのが正解のようでした。

堀川要一選手

少ないながらもメーター両ダンゴ組も奮闘。東北から参戦の実力者、山形の時田光章選手らの健闘が光り、きっちりと釣果を積み上げていきます。渋いからといってセットなら…というほど状況は単純ではないらしく、早いアタリに的を絞ってシンプルに釣り込めるのもセットにはない両ダンゴの強み。1号桟橋で決勝戦の試釣をする萩野孝之選手も、メーター両ダンゴに手応えを感じているようでした。
10時30分、熱戦の一回戦が終了。トップ釣果はチョーチンウドンセットで27.18㎏を叩き出したIブロックの磯貝選手。同じくチョーチンのBブロック堀川選手が23.73㎏で続きます。全体的にはやはりチョーチンが強さを発揮していたように映りましたが、メーターウドンセット、メーター両ダンゴ、そしてメータートロロセット等でも予選通過を果たした実力者が揃い、決勝戦はまったく予断を許さない状況となりました。

決勝戦のくじ引き

 

決勝風景

1時間のインターバルを挟み、11時30分より2時間半の決勝戦が5号桟橋にてスタート。開始早々、心配された雨がついにパラパラと降り始めますが、本降りではなく、釣りには影響は少ない様子。風は真東、つまり選手の背後からへと変わり、ウキが横に流れることはなさそうです。これはメーター組には追い風となりそうでした。
そんな状況も影響したのか、開始直後からメーター組に勢いが見られました。メーターウドンセットの石倉選手、楠(くすのき)選手やメータートロロセットの関選手らが飛ばし、序盤を引っ張ります。またメーター両ダンゴの時田選手もいいスタート。

楠康一選手

 

今野正明選手

反面、意外と苦しんでいたのがチョーチンセット組。予選トップの磯貝選手や堀川選手、またオーナーインストラクターの石井忠相選手らはいまひとつ波に乗れない状況。通常、午後はチョーチンがさらに良くなる傾向のある椎の木湖ですが、この日は強力な低気圧通過が影響しているのか、ウワズリが激しく、タナが安定しないようでした。

オーナー・ザイトインストラクター石井忠相選手

12時30分、背後からの風がさらに強まると、ここまで順調に数を伸ばしてきていた石倉選手が止まりました。ウキが沖方向に流されるのか、竿を冲へと送ってアタリを待つ姿が見え始めていたことから、かなりウキが流されている模様。こうなるとバラケとクワセの同調が重要なカギとなるセット釣りには不利でしょうか。
ここで入れ替わるように勢いを増してきたのが、昨年覇者の萩野孝之選手。
メーター両ダンゴで勝負に出た萩野選手。序盤は何かを確かめるかのように冷静に探り、エサも合ってきたのか、尻上がりにペースが上向きに。ウキが流される中、早いアタリをシンプルに狙い撃つことが出来ることも、セット組より有利でしょうか。ウキが立った直後のアタリを基本に、徐々に深くナジんでからの力強いアタリも連発し始めて、まさに萩野選手の得意のパターンに突入していました。
両隣が大きめのバラケを打つチョーチンセットだったことから、ウキが立つ位置をあえて沖側にずらして「違うへら」を狙った萩野選手。そんな冷静な狙いも功を奏したのか、徐々に落ちていくチョーチン組を尻目に、ますますリズムに乗っていきました。長めのハリス(40―50㎝)でアタリを出しておいてから、25―35㎝と一気に詰めて釣り込み、またアタリが散漫になってきたら40―50㎝に戻して…という余裕のローテーションも圧巻。またハリは「バラサ」7号でスタートし、ウケやサワリが弱い(ナジミが早い)と見るや、すかさず6号に落として対応するなど、その釣りには王者の風格が充満していました。
終盤、もはや萩野選手は2連チャン、3連チャンが続く手のつけられないペースに…。ついに雨が降り出し、風が止んでからはアタリもますます「深く入ってダッ!」と安定し、ブッチギリの釣りを披露して突き進みました。
結局、31.15㎏という、当日の状況としては驚異的な釣果で萩野孝之選手が金勝杯二連覇を達成。2位の楠 康一選手が25.66㎏、3位の田中 豊選手が23.19㎏であったことからも、萩野選手の圧巻の強さが光る結果となりました。

田中豊選手

決勝戦が終わる頃には雨はいよいよ本降りとなり、やがてゲリラ豪雨に。野外で予定されていた閉会式は椎の木湖事務所二階での開催に。急遽、室内に据えられた表彰台の中央で、萩野選手の笑顔が輝きました。

■萩野孝之選手のデータ

優勝したオーナー・ザイトインストラクター萩野孝之選手

竿:10尺
道糸:オーナー「白の道糸」0.8号
ハリス:オーナー「サバキ」0.5号 40-50㎝、25-35㎝
ハリ:オーナー「バラサ」7号→6号
ウキ:一志「Dゾーン」5番 エサ落ち目盛は全6目中、2目盛沈め
エサ:「カルネバ」、「凄麩」、「バラケマッハ」各200㏄+「浅ダナ一本」100㏄+水200㏄(手水で調整し、軟らかめに。少し練って持つように。おかしくなったら基エサを足す)

コメント…ナジミ際の早いアタリを狙いつつ、タナにへらが入ってきたら深くナジませて強いアタリで。ハリスワークがカギで、40-50㎝で早いアタリを出しつつ、頃合いを見て一気に25-35㎝に詰めて深い位置のアタリで釣り込み、アタリが散漫になってきたらまた40-50㎝に戻る…を繰り返した。またハリは「バラサ」7号で入ったが、入り(ナジミ)が早かったので、6号にサイズダウンするといい感じになった。
決勝戦は、雨が降り出し、風が弱くなったあたりから一気にいい感じになった(椎の木湖は曇天より降ってしまった方がいい傾向)。

■順位
優勝…萩野孝之選手31.15kg
準優勝…楠康一選手25.66kg
3位…田中豊選手23.19kg
4位…櫻井和弘選手21.09kg
5位…時田光章選手19.80kg
6位…押山俊一選手19.19kg
7位…今野正明選手18.95kg
8位…関保雄選手18.85kg
9位…近江純治選手18.65kg
10位…柴崎誠選手18.35kg

■大会風景

伊藤さとし競技委員長

 

石井旭舟大会委員長

 

早川浩雄競技役員

 

お世話になった役員の方々

 

吉成秀人営業課長

 

大盛り上がりだった恒例のお楽しみ抽選会

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