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第47回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会結果

第47回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会結果

主催 報知新聞社
協賛 株式会社 オーナーばり
日時 2016年8月5日(金)~8月6日(土)
場所  岐阜県馬瀬川

ポイントを見極めた島啓悟選手が優勝!

(左から)準優勝/井川 弘二郎選手、優勝/島 啓悟選手、3位/小倉 吉弘選手、小澤 剛選手

第47回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会が、8月5日(金)~8月6日(土)の二日に渡り、岐阜県馬瀬川で開催されました。
決勝大会には有田川予選、狩野川予選、益田川予選、上桂川予選、仁淀川予選、小国川予選、久慈川予選を勝ち抜いた選手、昨年ベスト8、歴代名人、歴代優勝者、推薦選手、昨年ドリーム戦進出者の計123名が出場。

初日の1~3回戦はブロック戦。
1回戦は選手らを8ブロックに分け、1ブロック各5位タイまでが2回戦へ進め、2回戦も8ブロックに分け、1ブロック2位タイまで、3回戦は4ブロックに分け、1ブロック2位までが次の試合に進めます。
天候は良かったものの、前日の夕立の影響で、朝方は水温が上がりきらず、1回戦はエリアによっては苦戦を強いられる選手も。
ハイシーズン~シーズン後期の馬瀬川は、人工産の割合が増えてバラシが多くなるのが特徴。
オトリが弱りやすく、循環が崩されやすくなります。
比較的引き釣りよりも泳がせ釣りに分があり、泳がせ釣りを得意としている選手が釣果を伸ばす傾向がありました。

2日目は1~3回戦を勝ち上がったベスト8によるトーナメント形式で優勝者を決定。
準々決勝から試合はポイント交代制となり、同数の場合はプレーオフとなります。
天候は引き続き良く、陽が上がるごとに気温が上がり、選手らの体力を削ぎ落していきました。

準々決勝では、島啓悟選手対福士浩貴選手、小澤剛選手対倉科光明選手、小倉吉弘選手対松本一平選手、井川弘二郎選手対奥村昌広選手による試合が行われ、結果島選手、小澤選手、小倉選手、井川選手がそれぞれ準決勝へ駒を進めました。
準決勝は若手、熟練入り混じってのトップトーナメンター対決。
島選手対小澤選手、小倉選手対井川選手という好カードとなり、準決勝とは思えないほど多くのギャラリーが見守る中、試合が行われました。
結果、島選手対小澤選手は、泳がせ釣りで終始コンスタントに釣果を重ねた島選手が勝利し、小倉選手対井川選手は、前半にリードした井川選手が逃げ切り、1匹の僅差で井川選手が勝利。

決勝戦は島選手対井川選手の対戦。
島選手は予選から全て2ケタ釣果という好成績を続けており、鮎の付き場を完全に把握していました。
じゃんけんで勝利した島選手は、ポイントが多い上流エリアを選択。
井川選手は一般客が多く、ポイントに乏しい下流エリア。
これが勝杯を分ける要因となりました。
開始後しばらくしてオトリを交換した島選手は、管理泳がせで狭い鮎の付き場を的確に攻略。
エリア内を綿密に攻め、前半10匹(オトリ込み)のスコアをたたき出しました。
一方井川選手は、ポイント選択をあやまり、オトリを替えることなく前半終了。
後半もその流れは変わらず、島選手がコンスタントに釣果を重ねる中、井川選手は意地で最後に3匹掛けるものの、差は詰まることなく試合は終了。
島選手が2度目9年ぶりとなるオーナーカップの栄冠を手にしました。
島選手は8月25日(木)滋賀県安曇川で、谷川光之現名人に挑戦します。

■島啓悟選手の仕掛
天上糸:天上道糸FC0.8号
上部つけ糸:なし。PE0.3号で編み込みチチワ接続
水中糸:ザイト・メルファ複合メタルMH0.04号4m
目印:M級目印5個
編み込み素材:比重の軽い複合メタル0.04号で編み込みして1cm出す
下付け糸:ザイト・フロロ鮎0.3号15cm
鼻かん:ライトチューブ鼻かん6㎜
中ハリス:ザイト・フロロ鮎0.5号30cm
ハリス:ザイト・鮎トップハリスフロロ1号
鈎/4本錨:イニシアブロンズ6.75号、先掛6.5号

島啓悟選手は的確にポイントを選択

惜しくも2位だった井川弘二郎選手

熟練の技を魅せた小倉吉弘選手は3位

全国から123名の強豪が集結

梶原悠選手による宣誓

渇水気味だった馬瀬川

大いに盛り上がった懇親会

挨拶する中道成之社長

天野勝利競技委員長の挨拶

今大会のベスト8

決勝戦前の握手

ガッツポーズを決める島選手

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