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2021年 石川県手取川サケ有効利用調査

2021年 11月 石川県手取川サケ有効利用調査に行ってました。

10月末から始まった手取川サケ釣り。
今年はB左岸に当選して釣行しましたが、当日の手取川左岸は水位が低く、流れが無くまるで池の様な感じでした。

午前6時より受付開始で7時スタートフィッシングになります。
毎年、実績の高いB左岸でしたが、川の形相がかなり変わっていて右岸の方が実績が高い様でした。

開始早々に少し上流側でルアーマンがヒットさせていたのでハイテンションになりましたが、後が続きません。
私はシンキングミノー11cmにS-75M #2/0をセットしました。

スローリトリーブで時折トゥイッチを入れると「コツコツ」と当たりますが乗りません。
川の流れがないので、食わせる事ができません。

立ち位置から下流に斜め45度で攻めれば食わせる可能性が上がるのでしょうが、他の釣り人の迷惑になるので正面にキャストして真っ直ぐ返ってくる状況でした。

昼過ぎになりミノーでもスプーンでも少し早めのリトリーブに反応が良い事に気付き、35gのスプーンを水面を飛び出さない様に早巻きしました。

足元までついてきたり、アタリらしきものは出ますが、ヒットさせれずにサンマ切身も無くなり、心が折れかけた14:00ぐらいにボラの様なものがチェイスしてきました。
次のキャストで表層早巻きで後ろからサーモンが付いてきているのを確認!
「スゥーと」ロッドを持ち上げると反転して「ガブっと」スプーンにようやくヒットさせる事ができました。

全長79cm 4.5kgの鼻曲りオスのサーモンでした。
S-75M#2/0がカンヌキをしっかり貫いていました。

ローリングスナップにS-75Mを付けてニードルを使いタコベイトにセットすれば簡単に装着できます。また、フック交換も容易にできます。
サーモンの大きな頭振りにも対応できて効果があると思っております。

当日の釣果はこの1匹でした。
この日のB左岸は全体で6匹の釣果を厳しい状況でした。
一雨降れば状況も変わり、沢山の遡上があるでしょう。
手取川がいつまでも遡上魚が帰ってくる豊かな川である事を見守って行きたいと思います。

 

カルティバフィールドテスター 中山隆夫

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