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【後編】南西諸島オフショア遠征

ここからはスタッフ藤岡がお届けします。

遠征3日目。
朝のうちは前日までの時化の影響を受け、残念ながら風が落ち着くのを待ってから遅出出船。

 

ようやく今回の本命ポイントであるトカラ列島に向け船を進めます。

途中、時化の中、約3時間かけてトカラ北海域の名礁ニヨン沖に到着します。

ニヨン礁はGTで有名な磯ですが、実は見えている磯部分は文字通り氷山の一角で、水中では何キロに及ぶかなり広範囲な瀬が形成されています。

カンパチラインはその瀬の中にある水深100~200mに点在する根周りやベイト反応で狙います。

 

この日はトカラの馬鹿潮と呼ばれる急流は発生していなく、ジグ400~500g程度で充分ジグ操作可能な優しい潮。

魚も2日前と違い、2~5キロ程度のカンパチが毎流しヒットしてくるなんとも楽しい状況に一同癒されます。

 

この状況はお昼過ぎまで続きましたが、なんともサイズが出ないので、一旦仕切り直しでお待ちかねのGTフィッシングへ。

 

ニヨン礁に向かっいく風に潮は1.5ノット。
海鳥は多くベイトや潮目が海面をざわざわさせるほどの好条件。

 

いつ出てもおかしくない状況に、固唾を飲みながらも各々、ルアー操作に力が入ります。

そろそろいいポイントに入ってきましたよ!と船長からアナウンスが入った数分後。

ジャボっと水中で何か巨大な魚が横っ走りしたかと思えば、次に友人の竿に強烈なアタリが襲いかかります。

GTは顎の力が強いので何度もフッキングを入れてファイト開始!

全身使ったGTならではの強烈な抵抗に釣り人も時折翻弄されながらも
水中に見えた巨大な影が浮かび上がって無事にランディング。

GTらしい格好いい魚体に一同見惚れて写真をパチリ。

無事に海へ戻っていきました。

これに続けと、船を流しかえますが潮流がどんどん遅くなり活性も下がったことなので、GTは終了。
大物釣りとは時合は短く一瞬なものです。

 

夕まづめはカンパチジギングで勝負することに。

ポイントに戻るとベイト反応も午前中より良くなっており期待が持てます。

水深200mからの駆け上がりにジグを落としてみるファーストフォール中にジグがぴたっと止まるアタリ!

他のメンバーも次々と竿が入り、待ちに待った時合開始となります。

しかし重量感はあるもののカンパチほどの引きを見せない魚。
正体は、6~7キロのハチビキ。

通りで、簡単に全員にヒットしたわけです。

この後も微妙に流すラインを変えてもハチビキが高活性のようで、入れ食い状態で話になりません。

 

ここでハチビキ避けにハイピッチ主体に切り替えたり、ハチビキの反応が落ちてからスローに切り替えたりと色々と試していると先程までとは明らかに違う引きの魚がヒット。

期待しながら上げてくると真紅の色をまとった高級魚、ハマダイが浮上し、船中盛り上がります!

ジグ400gにジガーライトホールド6/0のダブル。

しかしここでタイムアップ。
夜の帳が下りるともに反応もすっかり消えてしまいゲームセットなりました。

 

4日目
この日は本来釣りの予定になかったのですが、なんとも不完全燃焼感があったので
泣きの一回で船長に近海カンパチコースでお願いしました。

 

釣りができる時間は帰りの飛行機の時間を逆算して4~5時間程度。
ポイントも遠征はできないので種子島沖~屋久島南海域をとにかくランガンで打っていきます。

途中ポツポツと~5キロまでのカンパチを拾っていきますが、未だに大物の気配はなく時間だけが過ぎていき残り時間40分。

水深90m
潮流は1.5ノットとこの日最速。

立ち上がったベイト反応にメンバー全員でハイピッチで攻めのアプローチで仕掛けます。

先ずはボトムから40mほどロングジグで飛ばして、折り返しのフォールを入れると、ものすごい勢いでラインが出ていきます。

しまったやられた!

初動に遅れをとりながらもすぐにドラグレバーを入れると、シュルシュルシュルーとものすごい音とスピードでドラグが出ていきます。

 

この異常なドラグ音とラインの切る音に船中全員が気付き、声援をくれるも全く魚は止まる気配なし。

もうあと数mでボトムに到着してしまう事から、一か八かでドラグをさらに入れて応戦します。
フックはSJF-41 の9/0
力勝負には絶対の信頼を寄せています。

 

時間にしてものの数十秒間。

魚は一向に止まることなくボトム付近まで猛進しあっさりリーダー破裂。

最終ドラグ値11キロでも全く止まらない大物でした。

 

これがトカラ屋久島海域。
忘れかけていた大物の存在を思い出させるには充分な1発でした。

この後もプチ時合は続き、8キロまでのカンパチを釣り上げ、今回の旅の釣行は終了となりました。

今回、天候にもあまり恵まれない中、明日丸の林船長には出来る限りの最良のプランでガイディングして頂けたことに感謝しながらも、切られた1発に想いを馳せてまた再びこの地に足を運びたいと思います。

 

決して簡単ではないこの海域ですが、ここには巨大な魚達と壮大なロケーション、ゲーム性の高い海が待っています。

皆さんもこのフィールドに一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

 

■釣行日:2019/6/8~9

■タックル
ジギングタックル
(ハイピッチ)
ロッド: 5ft
リール:トルサ20
ライン:PE3~4号
ジグ:400~600g
フック:SJF-41#9/0

(スローピッチ)
ロッド: 6ft
リール: マーフィックス
ライン: PE3~4号
ジグ:400~600g
フック:ジガーライトホールドシワリ#6/0~7/0

GTキャスティング
ロッド 8ft
リール スピニング18000~20000番
ライン PE8~12号
ルアー 200~250ミリ ペンシル ポッパー
フック STX-68#5/0~7/0