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長命寺川のホンモロコ釣り

琵琶湖の春の風物詩といえばホンモロコ。
水産資源の価値が高いため各地に移植されてはいますが、琵琶湖の固有種です。
春の訪れとともに産卵のために接岸し、釣りで狙えるのはそのタイミング。
シーズンは桜が咲く頃ですが、少しでも早く春を感じたくて、3/10に釣行してきました。

夜明け前に週末は早朝から開店しているアングラーズ堅田店さんでエサの赤虫を購入し、琵琶湖大橋を渡って近江八幡市の有名ポイント長命寺川へ。
例年ならずらっと人が並んでいるのですが、雨の予報のためか、状況が悪いのか人はまばら。
とりあえず適当に空いているところに釣り座を構えることにしました。

今回はウキ釣りとぶっ込み釣りの二刀流で攻めることにします。
まずはぶっ込み釣りの準備。
タックルはメバルタックルでメインラインはフロロ0.6号。
仕掛は関西の釣具店で販売している「まるは社特注、投モロコ仕掛5本鈎2.5号」で、オモリはナス型5号を使用。
本当は2号前後の軽いオモリを使うのが良いと思いますが、今回は風が強くなる予報だったので重めをセレクト。
仕掛が準備できたら川の中心付近に投げ込み、ウキ釣りの準備を始めます。
ウキ釣りは竿が清流用の5.4m(もっと長い竿をおすすめします)で、道糸は視認性が高いザイト・白の道糸0.6号を使用し、ウキの小型棒ウキを耐力ウキベスト激圧ストッパーでセット。
鈎は糸付モロコ3-0.4号を2本鈎で使用。
タナは底ぎりぎりに設定しました。

ぶっ込み釣りのアタリ待ちの間にウキ釣りをするイメージで釣りをスタートしましたが、まずアタリがあったのはぶっ込み釣り。
10~15cmの小魚とは思えないほど激しく穂先が揺さぶられています。
口切れしないよう、そっと巻き上げて合わせ。
ぶっ込み釣りの場合は取り込みの際にポロリしてしまうことが多いので、巻き上げはゆっくり、丁寧に。
10cmちょいのレギュラーサイズのホンモロコでした。
ホンモロコが居たことにホッと一安心。

しかし、後があまり続きません。
ぶっ込み釣りにはスゴモロコばかり当たってきて、たまにホンモロコが混じる程度ですし、ウキ釣りではたまにアタリがあるのみで、釣れてもスゴモロコ。
通りがかった地元のおじいさんが「今年はモロコもフナも全然ダメ」とぼやいていたのも納得です。

しばらくすると競漕の練習艇が間の前を通り過ぎるようになりましたので、邪魔にならないようぶっ込み釣りの投点を手前にずらしました。
船のおかげで活性が上がったのか、投点をずらしたおかげでアタリが出るようになったかわかりませんが、この辺りからホンモロコからのアタリがちょくちょく出るようになり、ウキ釣りでもようやくホンモロコが釣れました。

やがて予報通りに雨が降り出すと、ただでさえ少なかった釣り人は視界に3人しかいなくなりましたが、ここから一気にアタリが増え、良型のメスも混じってコンスタントにアタリがでるようになりました。


しかしそれはぶっ込み釣りのみ。
ウキ下を変えようが、流すコースを変えようが、誘いを入れようが、ウキ釣りにはさっぱり食ってくれません。
まだあまり手前には寄ってくれていないようです。
個人的にはウキ釣りの浮きが沈む様子や、当たってから食い込ませるまでの駆け引きが楽しいので、ウキ釣りでも釣れてくれたらもっと楽しいのですが…。

今回は赤虫を最小単位でしか買っていなかったので、エサ切れのため昼過ぎに納竿。
ぶっ込み釣りで33匹、ウキ釣りで1匹というまずまずな結果でしたが、ぶっ込み釣り用の竿数を増やせば、数はもっと釣れたと思います。

ホンモロコは4月からが本番。
近江八幡市などの湖東側各地で釣れだすと思いますので、ぜひ春を求めて釣行してください。
なお、今年も一部エリアでは産卵場所の保護のために4月から5月末までの期間は禁漁となっておりますので、くれぐれもそちらでは竿を出さないようご注意ください。

2019年03月06日京都新聞「ホンモロコ保護へ水産動物捕獲、今年もダメ 滋賀の3河川」
https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20190306000080

スタッフ 西浦伸至