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伊吹島のタンコブゲーム&カブセ釣り

最近私が楽しんでいるタンコブゲーム以外にも、コブダイにはカブセ釣りやフカセ釣り、落し込み釣りなど様々な釣り方があります。
中でもカブセ釣りは独特の釣趣があってコブダイファンに人気の釣り方ですが、関西のフィールドでは出会ったことがなく、知識では知っているものの、実際に釣りしているところを見たことがないため、一度経験したいと前々から思っていましたところ、岡山出身の若い同僚にカブセ釣り好きがいて、2/17に香川県伊吹島へ遠征釣行するというので、このチャンスを逃すまいと同行させてもらうことにしました。

香川県といえばうどん。
当日は早めに観音寺市へ行き、有名店で朝うどんを食べようと向かいましたが臨時休業だったため、港近くのチェーン店に変更。
さすがは本場。
チェーン店といえどもなかなか美味でしたが、ついつい食べ過ぎてしまいました笑。

 

観音寺港から伊吹航路の朝一番の船でで伊吹島の真浦港へ。
当日は島で火事があったようで、多くの消防団の方が乗船していました。
島へは片道510円で、25分ほどの航程です。

上陸後はイリコ工場の前を少し歩いてスリットのある波止へ。
このスリットがコブダイのマンションとなっているようです。

到着するやいなや、三浦君はエサのカキを潰してマキエを投入。
それから準備を始めます。


今回は4名での釣行で、私以外はザ・ロック14号を使用したカキのカブセ釣り。
私もカキエサですが、使用している鈎はもちろん虫ヘッドパワーなので、エサ以外はどちらかといえばいつものタンコブゲームスタイルです。
シーバスタックルで、メインラインはPE1.2号、フロロリーダー8号4ヒロの先に虫ヘッドパワーの2gをセット。
エサのカキのフタをこじ開け、身が殻から外れないようにジグヘッドにセットし、殻ごと優しく波止際へ投入。
そして砕いたカキガラをマキエとして撒き、底に付けた状態でアタリを待ちます。

このフィールドでもいつものエサのバナメイエビが効くのかが知りたかったので、サブタックルとして、PE2号とフロロリーダー12号に虫ヘッドパワー8gをセットした強めのシーバスタックルも準備し、敷石の底付近にエサを置き、ドラグを緩々にして置き竿でアタリを待ちます。
もちろん尻手ロープもセット。

しばらくすると同僚らにアタリやヒット→ラインブレイクが続きますが、私には反応がありません。
特に平松君には特大のヒットも。

釣り座が潮上だったのでマキエが効いていないかと不安になりながらも、打ち直し→マキエを続けていると、カキを割るために置き竿にしていた竿に明確な大きなアタリがあったので手持ちに変えましたが、しばらく経っても生命感がないため回収してみると、エサが見事にやられていました。
普段エサだけ盗られるということがあまりないので、カブセ釣りの合わせ方は違うのかと疑問に思い、とりあえずできるだけアタリを待つ間は手持ちにしてみました。

1時間ほど経ったころでしょうか。
同僚がフォールで当たっていたので、底にカキを置いたままにせず、時々2mほどゆっくりカキを持ち上げてからフォールさせていると、着底と同時に「コンッ」と明確なアタリが出てから糸ふけがでました。
そしてラインを張るとモゴモゴとした明確な生命感。
これは確実に食っただろうと、5秒ほど待ってから合わせましたが、またしてもミス。
カキ+殻の場合は合わせるタイミングが少し違うようです。

しばらくアタリがない時間が続き、挙句の果てに波止から100m以内にスナメリが現れてしまいました。
コブダイの食いに影響するかはわかりませんが、釣り人的にはテンションダウンも甚だしいところです。

昼食を食べてからまったりと打ち直していると、カキの着底から10秒ほどでまたしてもアタリ。
これは外すわけには行きません。
三浦君からは「コブダイがカキを噛み潰している間はあまり動かない」とアドバイスをもらったので、少しラインを緩めて食い込ませ、コブダイが移動して竿先に重みがのるまでじっくり待ってから合わせると、ようやくフッキングに成功。
さほど大きくは無さそうだったので、ドラグを少し締めてから途中のスリットに入られないようショートポンピングでゴリ巻きして一気に浮かせ、ネットイン。
50cmほどの中コブでした。

時合いが到来したのか、1匹目の興奮覚めやらぬ間にアタリがあり、こちらも先ほどと同様にしばらく待ってから合わせるとフッキングに成功。
なかなかリフトできず、時々スリットに走られそうになりましたが、運よくリーダーを傷つけられることなく浮かせることに成功。
次はサイズアップし、60cm超のまずまずサイズのコブダイでした。

魚の反応は良くなったにも関わらず、ここまで少し沖へ投げていたバナメイエビには全くアタリはありません。
時々カキばかりに当たることがありますが、この日はマキエが効いて波止際にしか回遊がないのかもしれないと推測し、キャストすることをやめて波止際の底にエビを置いてアタリを待つことにしました。

するとこれが成功。
置き竿にして他の作業をしていると、緩めたドラグからラインが激しく引き出される爽快なアタリが!
慌てて竿を持ち、ハンドドラグでスプールを押さえつつ、急いでドラグを締めてからファイトスタート。
相手はかなりのサイズで、ロッドはギュンギュンと絞り込まれましたが、運が良かったことに斜め沖へ走ってくれたので、特に問題なく浮かせることに成功。
さらにサイズアップした72、73cmの伊吹島らしい良型コブダイでした。

そして初挑戦の一森君も60cmアップのコブダイをゲットし、16時半の納竿時間を迎えました。

初めての伊吹島は、通いなれた三浦君からするといつもよりも渋かったとのことですが、さすがコブダイで有名な島だけあって、サイズも数も申し分ありませんでした。
話によると瀬戸内にはまだまだコブダイの有力ポイントがあるとのことですので、時々探索のために遠征してみたいと思います。

なお、帰りにもうどんをいただきましたが、人気店だけあってさすがの一杯。
こちらを本命とした遠征もありかもしれません(笑)。

■タックル1(手持ち用)
ロッド:Foojin’R 108MX
リール:イグジストLT4000-CXH
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ8号/4ヒロ
虫ヘッドパワー:2g
エサ:カキ

■タックル2(置き竿用)
ロッド:Foojin’R 110H
リール:ツインパワー5000HG
ライン:撃投PEフラッシュ2号
リーダー:フロロ12号/4ヒロ
虫ヘッドパワー:8g
エサ:バナメイエビ

 

スタッフ 西浦伸至