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マスクドスピンを使ったライトショアジギング

いまどきFISHING

今夏発売される「マスクドスピン」。
フィッシングショーで展示しておりましたので、ご存じの方も多いかと思います。
マスクドスピンは多くのフィッシュイーターに効果てき面な「光と波動によるWアピール」ができるブレードチューンを、様々なフックへ施せる便利パーツですが、皆様はこのアイテムをどうお使いになられるご予定でしょうか。
メタルジグに、クランクベイトに、シンキングペンシルに、ポッパーに…創意工夫で多様な釣り方、ターゲットに活用できると思いますが、今回は私が開発段階からこっそり良い思いをさせてもらっていたライトショアジギングでの使用法をご紹介したいと思います。

【タックルについて】

タックルは普段ライトショアジギングを楽しんでいるタックルでOK。
シーバスタックルや強めのエギングロッドでも構いません。
速引きが多いので、リールはハイギア仕様を強くおすすめします。
メインラインはPE1~2号、リーダーはフロロ5~8号を1~2mほどとってください。

リーダーとジグとの接続は、通常ソリッドリング3.5かマイクロソリッドリング3.5とスプリットリングハイパーワイヤー#3を使って行いますが、青物狙いの際は超高速リトリーブを繰り返すことが多いので、少しでも糸ヨレしたくない方は、凄く回転するマイクロハイパースピン#000~00とスプリットリングハイパーワイヤー#3のご使用が◎です。

メタルジグは投次郎をオススメします。
大きな理由は
①過度なアクションを抑えているのでブレードの動きが安定する
②超コンパクトシルエットで、飛距離が抜群。
③ジグが回転しにくいので、糸ヨレが少ない
の3点です。
ただ、ベイトフィッシュのシルエットによっては投技ジグが、さらなる飛距離が必要な場合は撃投ジグTGエッジが効果的な場合もありますので、状況によって使い分けていただければよいかと思います。

投次郎のリアアイには、マスクドスピンを装着したトリプルフックSTX-45ZNSTX-58をセットしています。
私は下記のセッティングで行っています。

投次郎20g…マスクドスピンS+STX-45ZN#6~5
投次郎30g…マスクドスピンM+STX-45ZN#5~4
投次郎40g…マスクドスピンM+STX-45ZNorSTX-58#4~3
投次郎50g…マスクドスピンM+STX-45ZNorSTX-58#3~2

装着方法は、パッケージをご参照ください。
キャストやリトリーブを繰り返す釣りなので、マスクドスピンには付属の熱収縮チューブを使って固定力を上げておくことをおすすめします。
魚歯に対しての防御力を上げる効果もあります。

フックは基本的にリアのトリプルフックのみでOKですが、フッキング率を上げたい時やリトリーブからのフリーフォール時にリアフックがリーダーを拾いやすい場合は、ショートジグアシストループアイシングル52Mのような短いフロントフックを付けることをおすすめします。

ブレードカラーはベーシックな「シルバー」、常夜灯下やローライト時に強い反射塗装の「リフレクト」、夜間はもちろんディープや濁り潮時に活躍する「グローゼブラ」の3色ありますので、お好みで使い分けてください。

 

【釣り方】

■青物/サワラ


基本的には遠投し、ジグを着底させたらすぐに速引きで中層以上まで一気に引き上げて、また着底させるの繰り返しです。
巻き始めのヒットが多いので、ジグの着底を見逃さないようにお気をつけください。
着底してしばらくジグが動かないと、フォール時に付いてきた魚が興味を無くしてしまうためです。
リトリーブ速度は、基本速引きです。
びっくりするぐらいの速引きでヒットしますし、そちらのほうがヒット率が高いこともありますので、できるだけ速引きしたほうがよいですが…全力巻きを続けていると疲れますので(笑)、適度にリトリーブ速度は変化させてください。

速引き後はフリーフォール、カーブフォールどちらでもOKです。
カーブフォール中でもブレードが回転してアピールし続けてくれます。
フリーフォールの場合、フォールに入った際に前述のようにリーダーを拾ってしまいやすくなることがあるので、その際は
①フロントフックを付ける
②フォール前に速度を緩める
をお試しください。
それでも拾ってしまう場合は、カーブフォールをメインに釣りを組み立ててもよいと思います。

ジャークは私的には今のところ特に良かったことはありませんが、フォールで食わせるためのスロージャークなど状況によっては効果があると思いますので、色々お試しください。
等速で巻くのが基本ですが、1秒にハンドル2回転ぐらいの速度からの全力巻き、全力巻きからの低速巻きといった速度変化に反応が良かったこともあります。

ナブラ打ちの場合は、スローは動きに反応するなら、着水と同時にリトリーブを。
高速リトリーブへの反応が良いなら、5~10秒ほど沈めた後に水面から飛び出すまで一気に巻き上げ、5~10秒のフォールの繰り返しで対応できると思います。

アタリがあれば即合せ。
後方から追尾してジグを捕食することが多いため、ヒット後も反転せずにそのまま進行方向へ走り続ける場合があり、合わせた後もできるだけリトリーブを続け、テンションを抜かないようご注意ください。

■根魚


中~大型の根魚を効率よく狙うのに威力を発揮します。
特にアカハタ、アコウなどのハタ系への反応は絶大です。
ワームでは攻めにくい遠距離のポイントや、フグなどのワーム盗りが多い時、速潮時、ディープエリアを攻略するのに最適です。
着底させ、1秒にハンドル1回転前後の速度で5~10m巻き、基本カーブフォールで着底させ、着底したらすぐに巻くの繰り返しです。
ベタ底をトレースするようにゆっくり巻いてもヒットしますが、根掛かりが増えますし、ヒットしても根に入られることが多いですし、根魚は落ちてくるものに好反応なので、適度に浮かせてから落したほうがアタリは多いように感じます。

カーブフォールで底をとりづらい時は、フリーフォールで仕切りなおすと底がとりやすくなります。
磯の場合、あまり手前を狙いすぎると根掛かりする可能性が高くなりますし、釣り荒れていることも多いですので、基本沖を狙うことをおすすめします。

根が粗いところでは、底から数回速引きをして底を切り、その後通常のリトリーブをすると、根に入られるリスクを減らすことができます。

アタリがあれば即合せで、身切れ上等の強めのドラグ設定で一気に巻き上げることが大事です。
特にハタ系はすぐに根に入るので用心が必要。
根から完全に離すまでは、気を抜かないようご注意ください。

 

■シーバス
私はマスクドスピンで狙ったことがありませんので説明できませんが、カルティバフィールドテスターの岸信直彦さんが磯からシーバスを爆釣されていたので、こちらの記事をご一読ください。
マスクドスピンレポ
http://www.owner.co.jp/blog/instructor/23389/

■カツオのキャスティング(オフショア)
ライトショアジギングではありませんが、以前オフショアのキハダ狙いに釣行した際、カツオのナブラに遭遇したので試したところ、表層速引きだけでヒット率は◎でした。
よく飛ぶので、トモ側からのキャストでもナブラへ叩き込むことも可能です。
タックルボックスに忍ばせておいて損はありません。

 

■その他の魚種
狙ったことはありませんが、ヒラメやマゴチといった砂物にも効果はあると思いますし、デイゲームのマダイ狙いに使えると言ってくださった方もいました。
ベイトを追っている良型のアジが釣れたこともありますので、様々なターゲットにお試しいただければ幸いです。

 

【使用上の注意】
幅広いサイズのフックに対応させるために採用したシリコン製ボディーは、残念ながらさほど強度は高くありません。

使用上の注意としまして
①必要以上に引っ張らない
②サルカンやブレードを持って引っ張らない
③装着時に鈎先に触れさせない
④プライヤーで魚からフックを外す時は、シリコン部をつかまない
ことなどが挙げられます。

また、大型魚がブレードだけを咥えて反転した場合は、サルカンが抜けてしまうこともありますし、魚歯がキツい魚には、シリコンが噛み切られることもあります。
構造上避けられないことですので、ご使用時はその点をどうかご了承くださいませ。
サルカン抜けを少し減らすことができるチューンがありますので、気になる方は下動画をご視聴ください。

 

スタッフ 広報課 西浦伸至